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2006-06-21 16:47
僕たちは「チャリカール」という町を目指し、ひたすら北へ走る。
この広大な茶色い渇ききった大地をひたすらに… ![]() 驚くのはこの先の見えない道路を自転車で移動している人がいれば、家族で道路脇に座っている人たちがいる。 ![]() 周りには何も無いのに大丈夫だろうか? この人たちはなんでこんなところにいるんだろう? ちゃんと目的地着くのだろうか? 勝手な心配をしてしまう。 さらに進むとすごい光景が目に入ってきた。 破壊された家々、、、焼かれたような木々、、、破壊された戦車や装甲車。 ![]() 写真:茶色い大地に破壊された戦車 ![]() 写真:破壊された戦車 「なんだこれは!!!」と目を疑うような光景だった! この光景がなんなのか、聞こうと思った瞬間、オバハンが口を開いた! 「ここがフロントライン!(最前線)戦場です!」と。 そしてアクバルが車を止め、いろいろと説明をしてくれた。 「ここはロシアと戦ったときの戦場でもあるし、タリバンとマスード将軍率いる北部同盟(反タリバン連合)が戦った場所でもあります!ここでものすごい戦いがあった!たくさんの人が死んだ!」と。 さらに「あっち(北)から北部同盟が首都カブールを目指し進軍してくる。そしてこっち(南)からタリバンの軍隊がやってきて、ここで戦った!何回も何回も!何年も戦った!だから見て!みんなボロボロ!家も畑もみんな!」と、アクバルは悲しそうな顔をしながら説明してくれた。 そして更に驚くことを聞いた! 「ここはものすごい緑の大地でした。スイカやブドウ、ハルブザ(ウォーターメロン)がいっぱい!小麦もたくさんたくさんあった!ここ全部が緑いっぱいだったって信じられないでしょう」と。 それは驚きだった。 だって目に入るもの全部が”焦げ茶”ばっかりだったから… とても信じられるものではない。 だってどう例えていいかわからないくらいの大平原が緑いっぱいだったなんて、、、、 更にアクバルの話しは続く… |
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2006-06-16 18:52
ベスート行きを断念した僕たちはすぐに頭を切り替えた。
とにかくあちこちから悲鳴が聞こえてくるからだ。 まずは現場に行かないことには始まらない… 僕たちは次の日、別の現場に向かった。 そこはカブールから北に100キロくらい行った場所で「鍛冶屋の町」チャリカールのちょっと北にあるアクバルの故郷だ。 北へ伸びた幹線道路をずっとひたすら車で走った! めちゃめちゃ広大な真っ茶色な大地のど真ん中を。。。 真っ直ぐ伸びた2車線の道路をドライバーは「これがアフガンの男だ!」って言わんばかりに飛ばす! 遅い車はバンバン抜かすし、時々反対車線にはみ出しながら抜く! 対向車線にはみ出しても関係ない! ギリギリまで迫ってから右車線に戻る。 なんと恐ろしい運転だ! 冷汗が出る… もうチキンレースをしているようだ! お互いに100キロくらいで迫ってくるんだぜ〜! そしてギリギリで避ける!割り込む! しかも、車は日本車で右ハンドル! でも車線は右側通行! ということは、トラックなどを抜くときは反対車線に大きくはみ出す!助手席に座ってた僕としては生きた心地がしない! その繰り返し! もう心臓に悪いなんてもんじゃない! 驚いている僕たちを見てドライバーは「どうだ!上手いだろう〜!」って言わんばかりの顔で僕たちを見る! 途中、トラックと正面衝突している車を見たが、壊れ方が半端じゃない!ベコッ!じゃないからね!大破だからね!大破! 確実に死んでるだろうね… なんていうか、アフガン人って”豪快!”だわ! 何にでもね!話し方も、声も、仕草も、やる事も!!!! チビチビ生きてないね! 彼らを見ると、日本人の僕たちっておとなしい… 悔しいくらい豪快な生き方に、本来の人間の生き様みたいなものを感じるから不思議だ! 広大な大地、めちゃめちゃデカイ山!、厳しい環境の中で生きている彼ら!こりゃ豪快になる環境が整ってるわ! しかし不思議だね。 その国の人柄ってその土地、気候、環境と繋がっているような気がする。 アフガンの山を見ててもそうだけど、豪快で鋭い山々、そして岩が多い。実にアフガンらしい… でも、もっと恐ろしい生き物がいた! オバハンだ! 自慢げに”男の運転”をしているドライバーにペットボトルで一発ドカン!!! 大声で怒鳴りつけた! 「いいかげんにせい!!!人が乗っているときはゆっくり走りなさい!」と! ドライバーの天狗のような鼻が折れた…。 恐るべしオバハン! 以後、オバハンが乗車しているときは人違いかと思うくらい安全運転になった。 |
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